ドッグフードには、防腐剤がつかわれているのでしょうか。
使われているとすれば、具体的にどういった防腐剤が使用されているのでしょう。
愛犬には原材料から安心できるドッグフードを与えたいものです。
犬にとって有害かもしれない薬が使用されていないかどうやったら見分けられるのでしょうか。
結論から言えば、防腐剤が使われているドッグフードは存在します。
しかし、ドッグフードにはダイレクトに防腐剤と書かれているものあれば、酸化防止剤と書かれているものもあります。
酸化防止剤とは、防腐剤の事を指しています。
ドッグフードに使われている防腐剤で、特に有害と思われる、主なものに次の3つがあります。
BHA(ブルチヒドキシアニソール)は、もともとガソリンの酸化防止剤として合成された化学物質です。
食品添加物として認可され、バターやマーガリンなどにも使用されてきましたが、動物実験の結果、発がん性があることが確認されました。
そのため、一般の食品に使用することは禁止されています。
次にBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)です。
石油用の抗酸化剤として用いられ、食品添加物としても認められました。
今でもチューインガムや、乾燥裏ごし芋などの限定的な使用のみ認められています。
アメリカの実験では、膀胱がんや、甲状腺がんの誘発の危険性があると言われています。
最後にエトキシキンです。
ゴムの固定剤として開発され、駆除剤や除草剤にも使用されています。
日本では食品添加物として使用が現在も認可されておらず、農薬としても使用を禁止されている物質です。
いずれの物質も、発がん性などが確認されたり、防虫剤などとして利用されている物質です。
これらの物がドッグフードには、防腐剤として添加されているものが流通しています。
まだまだ、防腐剤の種類はありますが、特にこの3つの合成物質の内容を聞いて、いかがだったでしょうか。
自分の愛犬に喜んであげたいと思う方はきっといないはずです。
一度ドッグフードの成分表を確認してみてはいかがでしょうか。
安価な商品は、何かしらの理由が潜んでいる可能性も高いです。
信頼できる所から、愛犬にもおいしくて安心できるドッグフードを与えて、一緒に健康に過ごしたいものです。